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中央大学の危険生物 ある噂の真偽

 このような噂を耳にしたことはないだろうか。「中央大学多摩キャンパス内にはマムシが出て、それに噛まれた時のために血清が準備されている」というものである。多摩キャンパスに通っている学生は、一度は耳にしたことがあるかもしれない。ただ、多くの人は、実際にそれらを目にしたこともなければ、現地に足を運んだこともないだろう。とはいえ、木々が生い茂るところにできた大学ならあり得る話かもしれない。そこで、今回はそんな噂をまじめに調査することにした。


マムシはキャンパス内にそもそもいるのか

 ブログやツイッターでも「マムシに注意」の張り紙の画像がいくつも散見される。実際にCスクエア、体育館付近とラグビーコートの間の山間部に行ってみたが、調査時点では張り紙を見つけることはできなかった。しかし、そこで偶然出会った中央大の山を管理されている方によれば、山間部にマムシが実在するらしく、仲間がマムシの被害にあったらしい。上記の張り紙の画像やこの話から「多摩キャンパス内にマムシがいる」という噂は正しいとみていいだろう。

マムシが発見されたとされる山間部の様子

保健センターに血清があるのか

 血清が用意されているのかという噂の真偽を確かめるべく、保健センターに問い合わせてみることにした。担当者によれば「用意されていない」との回答だった。噂を信じた者も、この事実にはある種の幻想を崩すに足るほどの驚きを感じることだろう。


調査結果

 今回の調査を通して、「マムシはいるが、血清はない」ことが判明した。「毒蛇」というワードや、身近な生活拠点に存在する得体の知れないものに対する恐怖などが、こんな山の中の大学に通っているという面白さと相俟って、マムシの存在という事実に尾ひれを付いたというのがこの噂を生み出したものと思われる。(村田)


 

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