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  • 執筆者の写真中央大学新聞

登山バス、登山電車

 我々は星の王子様ミュージアムからバスに乗り、大涌谷に向かうため強羅駅へと向かった。強羅駅は箱根登山鉄道終点の駅である。標高は 541m と、小田原駅とは 527m もの標高差がある。そんな強羅駅から大涌谷に向かうには早雲山駅で乗り換えをする必要があり、早雲山駅まではケーブルカーを使って移動をした。正式名称は箱根登山ケーブルカーで、最大斜度は 12 度ほどある。モノレールには頻繁に乗るが、ケーブルカーというのは初めての経験で、その角度に驚いた。数字や写真では分かりづらいが、実際にはかなりの角度があるように感じられた。ジェットコースターが頂上に向かうのに似た感覚を得て、胸を高鳴らせたが、とても静かで当然落ちることもなかった。早雲山駅までは 11 分ほどで着くのだが、中間駅が4つあり、短い間隔で停車する。小走りならケーブルカーより速いのではないかと思った

が、3 歩で諦めた。大涌谷までは車で向かうことも出来るが、箱根の山をゆっくりと力強く駆け上るケーブルカーで、景色を楽しみつつ移動するというのも一つの手ではないだろうか。


 大涌谷を訪れ、再びケーブルカーで強羅駅へと戻った我々は、箱根登山電車で箱根湯本へと向かった。登るというより下るわけだが、約 40 分間の鉄道の旅を楽しむことが出来た。見どころは、日本有数の山岳鉄道から眺める絶景である。出山鉄橋信号場では、鉄橋と渓谷が一望できる。また我々は見ることが出来なかったが、6 月ごろにはあじさいが開花し、その時期の箱根登山電車は「あじさい電車」と呼ばれる。他にも車窓からは美しい山々や生い茂る木々を見ることが出来、季節で変わる景色を楽しむことが出来る。国内屈指の鉄道であることから、鉄道好きにはたまらないシーンも多々ある。スイッチバックで車両の進行方向が逆になるため、運転士と車掌が入れ替わる場面などは見どころである。我々は疲れて寝てしまいその場面を逃してしまったのだが、確かに目覚めたときには乗ったときと逆方向に

進んでいた。


箱根湯本駅の写真

交通機関が密集している


 大学生になると車の免許を取って車で旅行に出かける人も多いと思う。我々は今回バスやケーブルカー、電車などを乗り継いだわけであるが、こと箱根に関しては車ではなく現地の交通機関を用いて観光をすることを強く勧める。山道は急カーブや狭い道も多く、とても運転しやすい環境ではなく、周りの景色を楽しみながらというのは難しいだろう。箱根のモノレールやケーブルカーなどは単なる交通手段ではなく、観光の一つとして楽しめるものとなっている。箱根の街をゆっくりと楽しむために、ぜひとも移動から楽しんで観光しては いかがだろうか。


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