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  • 執筆者の写真中央大学新聞

「様々な人が楽しめるように」 白門祭実行委員に聞く

 茗荷谷キャンパスでの白門祭の企画・運営を行った中央大学白門祭実行委員会茗荷谷事務局長の坂本珠生さんにインタビューを実施した。(高松)


茗荷谷キャンパスでの白門祭はいつから計画していたのですか?

 記録上、茗荷谷キャンパスでの白門祭を実施すること自体は、法学部が都心に移転する方針が発表された2015年付近から検討されていたようです。実際のところ、茗荷谷キャンパスに関する情報が全くない中での具体的な計画は困難であったため、茗荷谷キャンパスに学生も自由に入構することが可能となった2023年4月から急ピッチで準備を進めることになりました。


何人の委員の方が茗荷谷キャンパスでの白門祭に携わったのですか?

 およそ110人です。


企画・運営するにあたって工夫したことはありますか?

 第一に挙げるとすれば安全対策です。学生が自ら考案し運営する企画を中央大学生含め子どもやお年寄りなど様々な属性の方に楽しんでいただくためには、まずは白門祭が安全・安心な場でなければなりません。茗荷谷キャンパスは、構内があまり広くなく、通路も狭いところがある上、立地が良いため良くも悪くも誰でも立ち入ることができます。このようなキャンパスの特性に対応するため、安全対策専門の組織を立ち上げ、入念なマニュアルの作成・見回りの強化を行いました。結果として、一切の事故・トラブルなく白門祭を終えることができました。


白門祭当日、何が印象に残りましたか?

 子連れの方からお年寄りの方まで幅広い年代の方にご来場いただいたことです。茗荷谷キャンパス内に保育園や学童があり、子どもたちが来やすい状況だった上に、立地が良いため受験生や近辺の大学生、OBOGなど様々な方がご来場いただきやすい環境にあったかと思います。また、ボラティアへの参加や自治会・町内会との懇談等を通して地域との繋がりも形成した結果、地域の方もかなりご来場いただけたように思います。


白門祭全体を通して大変だったこと、嬉しかったことを教えてください。

 白門祭の企画に関するルールを制定する上での大学との交渉は骨が折れることもありました。白門祭は学生主体で行われるため、白門祭期間中は白門祭実行委員会の広範な管理権が認められるのが通常ですが、茗荷谷キャンパスでの白門祭は今年度が初めてであったため、その点は大学側も慎重に判断していたように思います。白門祭実行委員会茗荷谷事務局として責任ある態度で学生自治を貫徹させるという強い信念のもと、大学との幾度にわたる協議の結果、構造上不可能なものや今年度実施するだけの準備期間が不足しているものを除き、概ね我々の要望が認められることとなり、参加団体が「文化活動」をするにあたって一定程度の「自治」の確保をすることができたと考えております。このプロセスが苦労した部分でもあり、一方で我々の要望が通り団体の「自治」の幅が増えることを実感できたことは大変嬉しく思いました。


 また、地域との関係の形成にも頭を悩ませました。法学部移転は、すでに形成された地域社会に数千人規模の新たなコミュニティが移入されることを意味しています。そのため、移転の当初は、移転に対する地域の方からのご意見も一定数あったようです。こうした中で、地域還元的な祭りとしての側面も有する白門祭をどのように形成していくかには苦労しました。茗荷谷キャンパス周辺にある大学の学園祭実行委員の方から地域の情報を収集し、周辺の自治会・町内会への挨拶やイベントの手伝いなどをはじめとする様々な相互作用の中で、地域との一定の関係を築き、地域の方に還元できるような白門祭を形成するに注力することができたと考えております。そして、実際に白門祭当日に来ていただいた地域の方に来場者アンケートを通してご評価いただけたことが大変悦ばしいことだと感じています。


来年への展望をお聞かせください。

 今年度は、白門祭としての基盤を形成することに力を注ぎました。来年度以降は、今年度をもとにして深化・発展することを目指して活動していくことになります。来年度以降の企画は、企画を実施する上での障害を軽減し、参加団体の望む企画が実施できるようにルールの新規制定・改定を行い、大学交渉をはじめとする種々様々な活動をしてまいります。また、地域との関係も維持・深化させ、地域の方にもいっそう満足していただけるような白門祭となるよう周辺地域と協力していきたいと考えております。


最後に一言、お願いします!

 では、サークル・団体の方々へ。茗荷谷キャンパスでの白門祭は、来年度の開催に向けて準備を進めております。今年度、8000人以上が来場した白門祭で企画を実施すれば、きっとサークル・団体の活動をより多くの方に知っていただく機会にもなります。来年度の企画受付でお待ちしております!

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