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執筆者の写真中央大学新聞

現役中大生が選ぶ おいしい学食ベスト4

受験生が大学生活で楽しみにしていることの一つとして、学食が挙げられるのではないだろうか。中央大学には定食、丼麺類、パン、お弁当など様々なメニューが揃う「ヒルトップ」、日替わりや週替わりで楽しめるメニューや軽食が豊富な「Leaf Cafe」と大きく分けて二つの学生食堂がある。「ヒルトップ」は図書館の隣にあり、1階から4階までフロアごとにメニューが異なることが特徴である。「Leaf Cafe」は「Cスクエア」内にあり、通常のメニューに加えて、たこ焼きやサータアンダギー、から揚げ、夏にはソフトクリームも販売している。どちらの学生食堂でもメニューに飽きるということはまずないだろう。今回は中央大学に入学したら特に食べてほしいおすすめの学食を、現役中大生である筆者が紹介する。また、紹介に際し、個人の主観ではあるが味、量、価格の3つの観点から評価した。

計10店舗ものレストランを擁するヒルトップ。その中で私が最初に紹介するのは、4階にある「和おん」にて販売されている『キムラ君』だ。

勘違いしてほしくないのだが、これは正式名称であり、決して人間を食べているというわけではない。『キムラ君』、その正体とはキムチと食べるラー油、そして温玉がのった、旨辛い肉うどんである。辛さこそ控えめではあるが、にんにくの風味が大いに食欲をかきたてる。私に限らず中大生は皆、『キムラ君』の虜なのである。ただし一点だけ、忠告をしておかなければならない。それは、連日これを求める学生たちで列ができることだ。そのため、時間に余裕がある時に食べてみることを推奨する。

『キムラ君』(M・520円)味★5・量★4・価格★3

次に紹介するのは、同じく4階の「日和」にて販売されている『ねぎとろ丼』だ。

 ネギトロ丼専門店のある大学は全国的に珍しいのではないだろうか。酢飯の上にマグロとネギが載っており、一見普通のネギトロ丼である。ところが「日和」の『ねぎとろ丼』はただのネギトロ丼ではない。その理由は酢飯に使用している赤酢にある。赤酢は酒粕を原料とし、一般的な酢である米酢よりも酸味がまろやかで旨味が強い。この赤酢がマグロの味を引き立て、より深みのある味わいにしているのだろう。赤酢はいわゆる高級寿司店などで使用されているため、他のメニューと比較すると価格がやや高いと感じるかしれない。しかし、多少お金を出してでも食べる価値があるのが「日和」の『ねぎとろ丼』なのだ。


『ねぎとろ丼』(M・570円)味★5・量★4・価格★2

 

そしてヒルトップ編最後に紹介するのは、1階の「レストランコープ」にて販売中の『塩ラーメン』だ。

やはり学食を語る上でラーメンは欠かせないであろう。しかし何故、数多くあるラーメンメニューの中からこれを選んだのか。それは、最もお手頃な価格で提供されているからだ。つまりはコスパが良いのだ。もちろん味に関しても、他のどのラーメンよりもあっさりとしていて美味しいし、コーンやもやしの量も多い。このようなさりげない部分も高評価につながっている。胃にもお財布にも優しいのが、この『塩ラーメン』なのだ。確かにありふれたメニューではあるが、ぜひ一度食べてみることをお勧めする。

『塩ラーメン』(並・420円)味★3・量★5・価格★4

昼休みには憩いの場として、大勢の学生で賑わっている「Leaf Cafe」。筆者自身、毎日ここに通っているが、飽きたことは一度もない。日替わり、週替わりメニューがあるため、毎日異なる学食が食べられることがその理由であろう。さらに「Leaf Cafe」のもう一つの魅力は、期間限定メニューである。

今回紹介するのはその内の一つ、『三元豚の厚切りチャーシュー丼』だ。大きなチャーシューが3枚ものっており、白米との相性は抜群であった。他にも、5月下旬から7月までの間ではあったが、ローストビーフ丼や生ハムのパスタ、唐揚げ丼など、通常300円以上するようなメニューが勢揃いであった。300円という価格は、何かと出費の多い大学生にとって嬉しい価格であり、まさに「お楽しみメニュー」である。価格はもちろん、味も折り紙付きだ。再販するかは分からないが、あった際にはぜひ食べてみてほしい。

『三元豚の厚切りチャーシュー丼』(300円)味★4・量★3・価格★5

以上、合わせて4つの学食を紹介してきたが、これら以外にもおすすめのメニューは山ほどある。コスパ最強の弁当類に至っては紹介すら叶わなかった。つまり、この1コーナーだけで中央大学の学食全てを語ることなど、到底不可能なのである。だからこそ、その目でその舌で、とくと味わってみてほしい。そして自分好みの学食を見つけだしてほしい。そのためにも、入学は必至である。大学選びの一つの基準として、学食の美味しさという観点があっても良いのではないか。少なくとも、中央大学の学食には、それほどの魅力が詰まっている。果たして貴方には、美味しいキャンパスライフを満喫する準備ができているだろうか。(板谷・小泉)



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