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  • 執筆者の写真中央大学新聞

異国の文化が身近に にほんごサポーター

 留学生と話してみたい。異国文化に興味がある。オープンバッジを取得したい。そんな人にうってつけの活動が「にほんごサポーター」である。 

 

 活動内容はいたってシンプルだ。留学生の日本語の授業に参加し、会話の相手役をしたりテーマに沿った議論をしたりする、というものである。留学生の日本語習得や授業をサポートすることが目的であるため、自身の英語の学びとする場ではない。留学生のクラスは習熟度別で分かれており、初級クラスでは自己紹介をしたり、上級クラスでは環境問題について話し合いをしたりすることもある。授業を担当する先生が事細かに要点を説明し、指示を出してくれるためスムーズに進めることができる。また、事前連絡が必要だが、空きコマに参加できるため負担が少ないのが魅力的だ。 

 

 昨年約10回にほんごサポーターとして授業に参加したが、その中でも特に印象に残っている留学生がいる。その学生はドイツから来ていて、初級クラスのサポーターとして参加した際に私は初めて会話をした。配られたワークシートを見ながら話し、知らない単語があればすぐに調べ、メモを取る。動詞の活用の仕方がわからなければ、言い切りの形だけを尋ね、自分で考える。なかなか難しい漢字を使っていたことがあり、どうして知っているのかと聞くと、普段からちょっとずつ勉強をしているのだと言っていた。私はそのクラスの授業に何度か参加していたのだが、授業の終盤には、その学生はクラスメイトに説明できるくらい上手に日本語を操れるようになっていた。母語外の言語習得はきっと誰にとっても簡単なことではないが、そういった積極的な姿勢が大事なのだということを、目の前で感じることができた。にほんごサポーターの活動には、新学期特有の「今年度こそ」という気合で参加していたが、授業がない今でもその学生の頑張っていた姿が思い出されて励まされることがある。 

 

 そして何より、伝えようとする意志と受け止めようとする意志があれば、言語の壁があっても意思疎通ができるということを知った。身振り手振りや言葉の言い換え、例示など、工夫すればコミュニケーションが取れる。海外経験のある人からすればいたって普通のことかもしれないが、日本から出たことのない私からすれば非常に面白い体験だった。日本人と日本語で会話しているだけでは知ることができなかったことだったと思う。 

 

 この活動は一定数以上の参加でオープンバッジを取得できるというメリットがある。自分の頑張った形を残すことができるので、今年は何かにチャレンジしたいと思っている人にもおすすめだ。また、活動は各学期ごとの登録が必要であるため、参加経験がある人も再度応募する必要があることを忘れないでほしい。 (原田)

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2024年度前期に活動を希望する学生は4月3日(水)までに、国際センター事務室にお問い合わせください。 

問い合わせフォーム  

※件名を「にほんごサポーター」とし、用件および学籍番号と名前を必ず記載すること。 

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