「朝井、中大来るってよ」文学会講演会 盛況で閉幕
- cupress19281
- 4 日前
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作家の朝井リョウ氏を招いた講演会・サイン会「朝井、中大来るってよ」が22日、文学会主催でCスクエア中ホールにて開催された。学生だけでなく高校生や社会人も来場し、千人超の応募から抽選で選ばれた約300人が参加した。

本イベントは、朝井氏の最新作『イン・ザ・メガチャーチ』(日本経済新聞出版、9月5日発売)を記念して企画されたもの。壇上にはポーズをとった同氏の等身大パネル4体と、本学マスコットキャラクター「チュー王子」のぬいぐるみが並び、会場を彩った。司会は文学会の「朝井、中大来るってよ」イベント代表の蓬田盟さんが務めた。
講演では、事前の応募フォームに寄せられた質問に答える形式で進行。朝井氏自らが30枚を超えるスライドを用意し、予定の1時間半を約10分超えるほどの熱気に満ちた内容となった。学生に薦める本や作家同士の交流、就職活動、小説の書き方など、多岐にわたる話題が展開され、紹介された本を熱心にメモする来場者の姿も目立った。蓬田さんとの軽妙なやり取りに、会場から笑いが起こる場面もあった。
講演終了後には会場前にパネルが設置され、記念撮影を楽しむ参加者でにぎわった。参加した学生は「作品が好きで参加したが、創作の裏側だけでなく人との関わりから生まれた考え方を聞いて、朝井リョウさんという“人”そのものに惹かれた」と話す。
蓬田さんは「人に恵まれ、素敵なイベントを実現することができました。とても嬉しいです」と語った。

(原田)





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