中央大学 経済学部 2学科へ再編
- cupress19281
- 11月25日
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本学経済学部は2027年4月より、既存の4学科8クラスター体制を経済学科と社会経済学科の2学科4コースへと再編する。
これは、次世代においても活躍できる「行動する知性」を備えた人材の育成という中央大学の目標、冷静な思考力と温かい心を持つ、国際的な視野を兼ね備えた経済人の育成という経済学部の目標を追求していくものとなる。
新たに設置される経済学科では、ミクロ経済学とマクロ経済学を基本とした理論を深く学び、データ分析も駆使しながら社会の広範囲の問題に対し本質を見抜き、政策を提案する「分析力」を培う。
進路としては、アナリスト、データサイエンティスト、国際経済や環境問題に関わる業種が想定されている。
一方、社会経済学科では様々な経済学に関する分野を広く学び、多様な立場が絡む諸問題に対し、最適解に挑む「実践力」を培う。
進路としては公務員、金融機関、経営者、地域社会の課題解決へ携わる職種が想定されている。
2年次からは、経済学科は経済政策コースと国際経済コース、社会経済学科は社会経済コースと地域・マネジメントコースに分かれる。また各コースにはそれぞれ三つプログラムが用意されており、自分の興味のある専門分野を学ぶことができる。
さらに、変化していく社会に合わせ、最先端の学びを取り入れている点にも注目したい。経済学科で行う「リアル×デジタル」では、ゼミに代表されるリアルな活動と、オンライン・オンデマンド授業、AIやデータの活用といったデジタルな活動との相乗効果を目指す。社会経済学科で行う「フィールドワーク」では、国内外へ赴いて調査や交流を実施する。
なお、26年度入学の学生は従来通り4学科制で卒業まで学修する。再編に伴う学部全体の定員に変更はない。経済学部は再編に関する特設サイトを開設し、新学科の魅力を教員へのインタビュー、コラムなど多彩なコンテンツを通じて伝えていく予定である。


※設置構想中であり、内容は変更となることがある。
(川上)





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