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賢者の書 鈴木直志教授インタビュー <完全版>
賢者の一冊 『戦争論 われわれのうちにひそむ女神ベローナ』 ロジュ・カイヨワ著 秋枝茂夫訳 りぶらりあ選書/法政大学出版局 中央大学の様々な教授や、各界の著名人などに自分が影響を受けた本について自身のエピソードを交えながら語ってもらう「賢者の書」。賢者たちが影響を受けた本をぜひ手に取ってほしい。 第3回となる今回は、文学部教授であり、近世ドイツ軍事史を研究されている鈴木直志先生にお話を伺った。 本稿は中央大学新聞1290号掲載の「賢者の書 第3回」の完全版である。 文学部 西洋史学専攻 鈴木直志教授 ―本の内容について教えてください。 「著者のロジュ・カイヨワは歴史学者ではなく社会学者で、この本の中で社会学の見地から歴史に関する考察を展開している。戦争というものがどのような現象なのかを問い、特に第2部では、19世紀以降の近代の戦争について色々な考察をしています」 ―考察の内容はどういったものなのでしょうか。 「私がこれに出会ったのは論文を書いていたときで、参考文献として読んでいたドイツ語の論文がど
cupress19281
2025年12月30日読了時間: 10分


〈後楽園〉学びの深化を支える 理工学部新1号館
▲日が差して明るくなった新1号館の内部 1月17日、後楽園キャンパスに新1号館が竣工した。この記事では、理工学部に在籍中の筆者が新1号館の魅力を紹介する。また現在、後楽園キャンパスには旧1号館も残っているので、新旧両方の1号館を比較する。 新しくできた1号館は外から見ると白くて大きく、今にも動き出しそうな動的なデザインをしている。中は吹き抜けになっており、その開放感に圧倒された。 天井は透明で、太陽が出ていると日光が入ってさらに明るくなる。透明なエレベーターが各階のほぼ中心に刺さるように存在しているのもスタイリッシュだ。 エレベーターで地下1階から5階に上がるとき、建物の中全体が見えるのが面白い。階段の手すりの下部分にはライトがはめ込まれており、間接照明になっていておしゃれだ。 広い廊下には喫茶店のカウンターテ―ブルのような立ったまま使える机があり、何か物を置きたいときや少し書きたいときにとても便利だと感じた。座って使える机と椅子もあり、全ての階に自習している学生が何人もいたのが印象的だった。 この新1号館を使用している学科は主に、物
cupress19281
2025年12月23日読了時間: 2分


学生図鑑第38回 阿部凛花さん ―好きになった「経済」を強みに―
第38回の今回は税収弾性値予測コンテストで優勝された、経済学会前年度会長の阿部凛花(あべりんか)さんにお話を伺いました。 Q.なぜ税収弾性値予測コンテストに応募されたのですか。 A.私が応募したきっかけは所属している経済学会でお声をいただいたことです。当時の経済学会の会長であった浅田先生が、当コンテストを主催している高圧経済研究部会に所属されており、そのご縁で当コンテストに出場させていただきました。 Q.経済学会に入られているとのことですが、経済学には昔から関心があったのですか。 A.はい。両親が金融系の仕事をしており、小さい頃からお金と政治の話題が身近にあったので、自然と経済が好きになりました。なので大学では経済学部、そして経済学の活動をしている経済学会に入りました。 Q.税収弾性値予測コンテストの概要を教えてください。 A.税収弾性値予測コンテストは、高圧経済研究部会が2023年度から主催されている、GDPと税収から算出される税収弾性値の予測精度を競うコンテストです。 税収弾性値は財政状況を把握する上で重要であり、政策立案にも
cupress19281
2025年12月16日読了時間: 2分


一乗谷朝倉氏遺跡博物館 ~国宝級遺跡の研究成果~
今夏新聞学会は福井県での2泊3日の取材合宿を行った。普段は東京近辺で取材活動を行う当会にとって、遠方での取材が可能な春夏の合宿は貴重な機会だ。今回も多くの訪問施設で取材・体験することができたため、読者の皆さんに合宿の成果を報告する。 一乗谷の職人たちの姿を伝える出土品の展示 一乗谷朝倉氏遺跡は戦国時代の城下町全体が遺跡となって残された、全国でも希有な大規模遺跡だ。我々新聞学会は遺跡の研究成果を紹介する福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館の見学を通して、一乗谷の歴史に思いを馳せた。 博物館内には年齢や既存の知識の深さに縛られずに、楽しみながら学びを深める工夫が各所に施されている。 特に研究ラボ・体験学習スペースでは、研究者がいかにして遺跡を発掘・調査するかを子どもにもわかりやすく紹介しており、この博物館独自の展示であった。 研究者気分で壺を修復する「やきものパズル」は、二人がかりで挑戦した私たちでもかなり難しかったため、より複雑な修復作業に挑む研究者には頭が上がらない。 展示室では武器武具だけでなく、多様な職人の道具、遊芸の道具が
cupress19281
2025年12月9日読了時間: 2分


国内の眼鏡フレーム生産の9割以上を占める福井県鯖江市
今夏新聞学会は福井県での2泊3日の取材合宿を行った。普段は東京近辺で取材活動を行う当会にとって、遠方での取材が可能な春夏の合宿は貴重な機会だ。今回も多くの訪問施設で取材・体験することができたため、読者の皆さんに合宿の成果を報告する。 めがねの町鯖江市の眼鏡モニュメント 福井県鯖江市には、眼鏡の歴史を展示する、めがねミュージアムがある。 ここでは、鯖江市が「眼鏡のまち」として歩んできた歴史と技術の粋を知ることができる。 館内の展示では、明治期に始まった眼鏡づくりの歴史を振り返ることができ、当時の職人が使った道具や希少な眼鏡コレクションが並ぶ。素材やデザインの変遷をたどれば、単なる視力矯正器具にとどまらず、ファッションや文化の一部として発展してきた眼鏡の奥深さが伝わってくる。 また、ミュージアム内のショップには、地元ブランドを中心とした多彩な眼鏡がそろっている。 伝統的な技術を受け継ぎながら、最新のデザインや機能を取り入れたフレームが数多く展示・販売されており、実際に手に取りながら「鯖江クオリティ」を体感できるのも魅力的である。 ...
cupress19281
2025年12月2日読了時間: 2分
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